不動産登記簿に記載された情報(以下「登記情報」)は、今後整備を検討するベースレジストリに指定され、正規化されたデータを関係行政機関に提供するためのシステムの構築が進んでいます。
これにより、土地の所有関係や建物に関する情報が筆界単位で分析できる社会が見えてきています。そこで、地方公共団体による登記情報データの政策課題への活用を後押しするため、実証実験を実施しています。今年度は、広島県府中市と千葉県浦安市にご協力いただき、両市のデータを用い、所有者不明土地及び老朽化マンションをテーマに実証(実施事業者:かなめ測量 不動産調査技術研究所)を行っています。